VirtualDubで手ブレ補正する方法


今回は、VirtualDubという動画加工ソフトを使用して手ブレ補正を行う方法を紹介したいと思います。

(事前にVirtualDubをダウンロード&解凍しておいてください)

まず、Deshakerのダウンロードサイト へ行き、Deshakerをダウンロードします。

この時の注意点は、Deshakerは32bit版と64bit版の両方があるので、使用しているVirtualDubに合わせてダウンロードしてください。(32bit版のVirtualDubを使っている場合、32bit版のDeshakerをダウンロードしてください)

ダウンロードが終わったら、ZIP形式で圧縮してあるので、Lhaplus  のソフトで解凍します。

ここからは、32bitと64bitで分かれます。

**********32bit版をお使いの場合**********

VirtualDubのフォルダに、”plugins”というフォルダを作成し、先ほど解凍したDeshaker.vdfをpluginsフォルダにコピーします。

**********64bit版をお使いの場合**********

VirtualDubのフォルダに、”plugins64″というフォルダを作成し、先ほど解凍したDeshaker_64.vdfをplugins64フォルダにコピーします。

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以上で導入は終わりです。

ちゃんとプラグインが認識できているか確認してみましょう。

まず、VirtualDub.exe(64bitの場合はVeedub64.exe)を開き、[Video]メニュー → [Filters…]をクリックするとダイアログが出てくるので、右側の[Add…]ボタンをクリックします。

すると、プラグイン一覧がズラーッと出てくるので、その一覧の中に”Deshaker v3.0″という項目があれば認識している証拠です。

それでは早速使ってみましょう。

VirtualDubを起動し、ファイル(*.avi)を開きます。

[Video]メニュー → [Filters…]をクリックするとダイアログが表示されるので、右側の[Add…]ボタンをクリックします。

すると、プラグイン一覧が表示されるので、[Deshaker v3.0]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

するとDeshakerの設定画面が出てきます。

色々設定できますが、今回は何も設定しません。

設定画面の左上に[S elect processing pass]というのがあるので、”Pass 1″というのを選択状態にし、OKをクリックします。

他のダイアログもOKで閉じます。(設定が反映されないので、×ボタンでは閉じないでください)

Pass1のでは手ブレの解析を行います。

シークバーを一番左に移動し、再生ボタン(左から3つ目のボタン)をクリックします。

すべて再生し終えるまで待ちます

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最後まで再生が終わったら、今度はもう一度[Video]メニュー → [Filters…]をクリックします。

“Deshaker v3.0 (Pass 1)”という項目があるので選択し、右側の[Configure…]ボタンをクリックします。

今度は、[S elect processing pass]を”Pass 2″に変えてOKをクリックします。

他のダイアログもOKで閉じます。

これで再生すると、手ブレ補正された動画になります。

最後に、コーデックを設定し、AVIに書き出します。

後は、お手持ちの動画編集ソフトで手ブレ補正後の上下左右にできた黒い部分を見えないようにするために、拡大したり移動したりして、加工したり動画に出力したりすれば完成です。

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少々面倒な部分もありますが、わざわざ高価な動画編集ソフトを買うよりはマシだと思います。

それでは、今回もご閲覧ありがとうございました。

管理人

最近は主にプログラミングやパソコンいじりをしています。たまに電子工作や映像加工、DTMなどやっています。